Fly me to the moon 聴き比べ
- 2010-05-28
- 音楽


この曲はもともと「In other words」というタイトルであったのは有名な話です。そのあたりの詳細は Wikipedia を参照してください。僕がこの曲を知ったのは新世紀エヴァンゲリオン関係だったような気がします。今回はヴォーカル付きの Fly me to the moon を聴き比べてみました。
Fly me to the moon
Oscar Peterson Trio
これはヴォーカル付きでは無いですが、Jazz Trio ではこのような演奏になる事を確認しておきたいと思います。
Diana Krall
今回の聴き比べの中では一番 Jazz 色が強い。Fly me to the moon は本来 Jazz であるので、このようなリズムが本来のものなのだろうか。
Julie London
テンポが早め。ストリングスの音色が前に出ている。歯切れの良いピッチカートの音が耳に心地良い。ピッチカートの素晴らしさが耳に残る。
Frank Sinatra
YouTube: “Fly me to the moon” (Frank Sinatra, Dean Martin & Sammy Davis Tribute TV Show)
フランク・シナトラ(Wikipedia) という名前は以前から聞いたことがあったが、初めて意識的に見たと思う。動きが面白い。最後の「You!」ではそう来たか、と笑ってしまった。ところで、これは本物の Frank Sinatra なのだろうか。Wikipedia の写真とは随分違っている。Frank Sinatra の Fly me to the moon はどこか明るく聞こえ、気楽に聞ける感じがして良い。
Nat King Cole
ゆったりと静かにな曲になっている。声を全面に押し出して、伴奏はあまり前に出てこない。この声の印象から、歌い手が黒人ではないかと思ったが、Google の画像検索でそれが正しかったと分かった。
Tony Bennett
非常にゆったりとした曲になっている。サビに入る時、歌詞(Fly) を早めに発音し、長く伸ばしているのが特徴的。だんだんテンポが遅くなっていっているような印象を持った。もう少しで止まってしまいそうな、ねじ巻きのオルゴールのようである。夜、ゆったりとした時間に聴くと気持ちよさそう。
Olivia Ong
初めて知ったアーティストだが、素晴らしい。囁いているような声で非常に僕の好みだ。声が滑らかであるという印象を受けた。また、ピアノとギターのアレンジが幻想的で非常に良い。夜の静けさを感じることができた。
Hikaru Utada
このライブの動画は何度観ても良い。Fly me to the moon は、曲の最初の方で歌詞に「Poets often use many words ~」というものが付く時がある。この差は僕には分からないが、ここの部分の歌い方は宇多田ヒカルのものが一番好みだ。
Doris Day
声のリバーブが強い。ストリングスの物悲しいメロディが耳に残る。
Brenda Lee (Bayonetta)
SEGA から発売されたゲーム、Bayonetta の BGM らしい。歌手は Brenda Lee で合っているだろうか。良いアレンジだと思う。非常にノリがよく、鮮烈。欲を言えば、ヴォーカルの人が歌詞をしっかりと発音しないのが気になるので、もう少しだけ単語を区切るように歌ってくれると嬉しい。後、高音部分が少しうるさいと思う。単に音楽として良いだけではなく BGM としてもゲームと良くマッチしそうで、ゲームのプレイ時には盛り上がったのでは無いだろうか。Bayonetta をプレイしていないが、サウンドトラックを買いたくなってしまった。
ところで、コメントが面白い。上の動画は映像はあるが、Bayonetta の画像から変化せず、さらにHD画質で再生出来る。そこで、下のようなコメントがあった。
stewieisthelord: Watch her ass in HD LOL
非常にくだらないコメントではあるが、笑ってしまった。ところで、HD画質で再生することは悪いことでは無い。それは 360p などからより良い画質にすると、画質だけではなく音質も上がるからだ。
まとめ
お気に入り順位
- Hikaru Utada
- Olivia Ong
- Bayonetta
- Frank Sinatra
- Tony Bennett
やはり宇多田ヒカルの力強い声と曲のアレンジが好みです。Olivia Ong は初めて知ったのですが、声が非常に心地よく他の曲も聴いてみたくなりました。発音が滑らかなのか分かりませんが、声がさらっとしていて良いです。3番の Bayonetta は、Fly me to the moon のアレンジが良かったので他の BGM も聴いてみたところ、他の曲もノリが良かったのでサウンドトラックを買ってみたくなりました。4番の Frank Sinatra は、Fly me to the moon が不思議と明るい曲なのではないかと思わせる曲調です。このような歌い方、アレンジの仕方があっても良いのではないでしょうか。5番目の Tony Bennett は非常に叙情的で、夜のゆったりした時間に聴くと最高ではないかと思います。


Coppola



