Shattered Horizon

Shattered Horizon

Developer: Futuremark Games Studio
Publisher: Futuremark Games Studio
Release: 2009/11/4

Site: Official Site / Steam / metacritic (73/100)

紹介

Official Trailer

GameTrailers: Shattered Horizon Escalation Gameplay

他にも GameTrailers で公式の動画を見ることが出来ます。

タイトル画面

オプション

Visual Settings

Control Settings

操作方法

ゲーム中に F1~F3 を押すと簡単なヘルプが表示されます。

プレイ

このゲームはマルチプレイ専用なので、ゲームスタートを選ぶとサーバー一覧が出ます。

2010/1/1 現在でも少し人がいて十分遊べました。サーバー人数は16~32人。人がいるサーバーは大抵 Ping が 120 以上になってしまいますが、そこまで Ping の影響が現れないように感じました。Ping があまりにも高いサーバーに行くと Ping による制限で Disconnect される事があります。200 ぐらいでしょうか。

サーバーに入るとロードと共に、ゲームモードの説明などが表示されます。ロードが完了したら現在のチーム一覧が表示されますので、入りたい陣営を選ぶとプレイ開始となります。

まずは移動操作に慣れるのに少し時間がかかります。WASD キーで宇宙空間を漂えます。Space キーで上に浮遊し、Shift キーで下に沈みます。右クリックを押しながらマウスを動かすと、見ている方向はそのままにして自分自身を回転させることが出来ます。宇宙空間を漂っている時に Boost をすると素早く移動できますが、Boost できる時間は決まっており、画面の中央の下の左のメーターが Boost メーターになっています。ちなみに右側のメーターが体力です。体力という言い方であってるかは分かりませんが。Shift キーを押し続けると足下の物体に接地し、F キーで近くの物体に接地します。接地できる場所では、画面中央の照準の下に下向きの矢印が出ます。

宇宙空間を漂う時、スーツの補助機能を切る事が出来ます。この補助機能は HUD の表示ととらえると分かり易いです。HUD には、マップの情報や敵と味方の位置、体力や Boost ゲージなどの表示があります。さらに弾数の表示と接地も出来なくなります。この補助機能を切るキーは、初期設定では HOME キーになっていますので変えた方が良いと思います。

スーツの補助機能を切ると上の画像のように HUD 表示が無くなります。スーツの補助機能を切るといろいろと不利になってしまう点はあるのですが、スーツの補助機能を切った Silent Running 状態だと、敵の HUD に自分の位置が表示されなくなります。これで敵の裏を取ったりします。

このゲームを初めてプレイする時、敵と味方の判別に戸惑うかと思います。敵と味方を判別する方法は基本的にはスーツの色です。自分の陣営の色を覚えておく必要があります。それでも遠くの敵は分かりづらいです。そのときは照準を合わせると名前が出るので、その文字の色で判別します。赤が敵です。

Shattered Horizon では銃が1つしかありません。弾数は無限です。1マガジンに付き60発装填されています。撃った弾は、狙った場所に即着弾しませんので偏差撃ちが必要になります。これが遠くの敵だと難しいので練習が必要です。またズームもできます。

ズームをして撃つと、自動的に三点バースト撃ちになります。ズーム中は照準がふらつきます。また、接地していないと銃を撃った反動で後ろに飛ばされてしまいます。

銃で敵を倒すにはただ銃で撃てば良いのですが、体を撃つ他に、敵の背中にあるタンクを撃つ方法があります。

タンクを撃つと爆発し、敵を倒せます。上の画像ではその爆発をうまくキャプチャできませんでしたが、倒した時に TANKSHOT という表示が出ます。他にも HEADSHOT もありますが狙うのは Ping の状態が良くないと駄目でしょう。もちろん近接攻撃もあり、これは一撃で敵を倒すことが出来ます。

銃の他に、Grenade がこのゲームの特徴です。Grenade は三種類有り、ICE、EMP、MPR があります。ICE は煙幕のように使い、EMP はスーツの機能を一定時間停止させ、MPR は一定の距離で爆発します。ダメージを与えられるのは MPR Grenade だけです。

上の画像の左が EMP Grenade で、右が ICE Grenade です。範囲は意外と広いです。Grenade はリスポーンした時に4つ持っています。どの種類の Grenade を使っても良いのですが、全部で合わせて4回使うことが出来ます。残りの Grenade の数は銃のディスプレイの弾数の横に表示されています。

ゲームモードは、単純な攻防や、キャプチャーポイントを取っていくモードがあります。キャプチャーポイントは HUD に A、B、C などと表示されています。

ゲームが終了するとスコアが表示され、次のマップのロードとなります。

ちなみに、ゲーム中に Esc キーを押すとオプションが表示されます。

自分の左腕に付いているという設定で非常に凝っています。

レビュー

良い点

  • 銃の射撃感、弾が敵に当たった時の音が良い。
  • グラフィックが綺麗。

  • 他のマルチプレイのFPSゲームをやったことがある人なら覚えることが少ないので、気軽にプレイ出来る。
  • スーツの機能をONにしている時、画面上に敵の位置情報が表示されるのが便利。オブジェクトの裏側にいても表示される。便利過ぎるかもしれないが。
  • スーツの補助機能をOFFにすると、本当に近くの音しか聞こえなくなる。凝っています。

悪い点

  • チュートリアルが無い。操作はそこまで難しいものでは無いとは思うが、宇宙空間特有の操作感というものを確認できる方が良かった。
  • マップの全体像を把握する方法がないため、自分が現在どこにいるか分からない。敵がたくさんいるところに出てしまう事が結構ある。マップの全体像を把握するには実際に全体を見て回り、頭の中で思い描くしかない。
  • 遠くまで見渡せるマップは構造が良くないと思う。
  • EMP Grenade が強い。スーツのシステム復帰までにかなり時間がかかるので、他の Grenade よりも強いと思う。
  • Map の表示が分かりにくい。球面上に敵の位置などが表示されるのだが、パッと見ても分からない。慣れが必要。
  • 数マッププレイすると満足してしまう。
  • ゲーム中にオプション開くと、オプションを閉じる以外何も操作できなくなるバグがある。オプションを開きながら死んだ時にこのようになったので注意が必要。

その他

  • Steam では製品ページに注意書きがあるが、DirectX10 を使えるPCでないとこのゲームをプレイできない。

ゲーム全体としては Crysis に似ているなという印象でした。Crysis の浮遊マップを宇宙空間にしたような感じです。銃の射撃感も Crysis に似ていて、あの射撃感が好きだった人ならこのゲームの射撃感もたぶん気に入るでしょう。

ゲームはあまり洗練されたものとは言えず、接地して遠くから狙撃している方が強いです。特に視界が開けたマップだとその傾向が強いです。このゲームの特徴である Grenade は EMP が一番強いと思います。EMP Grenade の範囲に入ってしまうと、スーツのシステムの復帰までにかなり時間がかかり、身動きできない状態で撃たれてしまいます。EMP Grenade の影響としては、最初は移動ができず、照準を動かせなくなります。この状態の時、弾だけは撃つことが出来ますが、照準が動かせないので正面にしか撃てません。その状態から、照準がゆっくり動くようになり、最後にはシステムが完全に復帰という段階となります。EMP Grenade が敵に当たるとほぼ確実に敵を倒すことが出来ますので、他の Grenade より性能に秀でていて、バランスをちょっと修正した方が良いように感じました。

敵に弾が当たった時の音が良く、爽快感があります。この爽快感のおかげでプレイの初めは楽しいです。ですが、数マッププレイして満足してしまいました。どのマップも似ていて、しかも戦略はあまり変わりません。キャプチャーポイントは敵が当然守っていますので、ゲームのルールを理解した仲間と同時に突っ込まないとキャプチャーできないでしょう。単なるチームデスマッチならまだ良いのですが、キャプチャーをしなければ勝てない時、相手チームにルールをよく理解した人が数人いるとまず勝てません。買った時期の所為もあるかと思いますが、僕も含めてサーバーにいるほとんどの人がこのゲームを初めてプレイするような印象を受けましたので、少し慣れたプレイヤーがいるとワンサイドゲームになりがちです。

数時間プレイしましたが、このゲームは手軽なFPSゲームという印象です。他のマルチプレイのFPSゲームをある程度プレイ事のある人なら、その経験から覚えることも少なく手軽に出来るでしょう。地面が無い空間を動きながらシューティングするというゲームはあまり無いので、そういったゲームをやってみたい人にも気に入るのでは無いでしょうか。

FPSゲーム自体初めてで、このゲームを初めてのFPSゲームとするにはちょっと難しいと思います。難しい点としては、Map の把握と偏差撃ちです。偏差撃ちというのは、銃弾に速度があるので、敵に当てるには敵の動きの先を狙って銃を撃つというものです。Map の把握は非常に難しく、死んだ時の遠くからの視点の方が Map 全体を見られて分かり易いという程の難しさです。Map 全体を見られず、自分が見た空間を頭の中でつなぎながら動くので、Map の断片的な情報しか把握できません。誰もいないサーバーに入り、時間をかけて全体を浮遊するのが一番良いでしょう。

マップ数もあまりなく、プレイした感じからも、定価の $20 というのは丁度良い価格だと思います。ただ、どのマップも似ていて飽きが早いと思いますので注意が必要です。僕はこのゲームを $5 で買ったのですが、この値段なら十分満足です。


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