Mirror’s Edge
Mirror’s Edge
Developer: EA DICE Stockholm
Publisher: Electronic Arts
Release: 2009/1/13Site: Official Site / Steam / metacritic (81/100)
一人称視点でステージを駆け抜けていくというゲームです。スポーツのような雰囲気が少しあります。タイムアタックモードもあり、インターネットを介してそのタイムを競えます。
紹介
Official Trailer
タイトル画面
オプション
グラフィックに関するオプションはこんな感じです。
オープニング
コミック風の絵でムービーが流れます。各 Chapter の間に挟まれるストーリーのムービーも、このようにコミック風になっています。
チュートリアル
ゲームを開始するとチュートリアルから始まります。
次に行く場所のヒントとして、オブジェクトが赤くなります。赤いオブジェクトを目指して走っていけば良いということになります。
上のような動作をして進んで行きます。ウォールジャンプは二種類ありますが、上の画像の最後のウォールジャンプは特に重要です。壁を走っている最中に180度ターンキーを押してからジャンプするのですが、これを行うことによってより高い場所まで手が届きます。
ロープに掴まって移動することもできます。ゲーム後半ではロープからロープへの移動もあります。
チュートリアルの終わりの方で体術を学べます。一番重要なのは、たぶん敵の銃を奪う動作です。敵の銃が赤くなった時に右クリックをするか、背後から右クリックをすることで敵を倒して銃を奪うことができます。
ゲームを進めるのに必要な動作は、ほぼすべてチュートリアルで教えてくれます。
バッグ
このバッグは Runners である主人公たちへの依頼品という設定だと思います。これは隠しアイテムのようなもので、マップのどこかに置いてあります。これは1 Chapter につき3つあります。プレイやストーリーに影響はありませんが、探してみるのも良いでしょう。
敵
走って移動するだけでなく、敵との戦闘もあります。殴るか、捌いて倒すか、銃で撃つかという戦闘になります。また、戦闘せずにうまく避けて進んでも良いです。
敵の銃が赤く光った時に右クリックを押すことで捌いて敵を倒し、銃を奪うことができます。
タイムトライアルとスピードラン
ストーリーモード以外にも、スピードランやタイムトライアルもあります。スピードランは一度ストーリーモードをクリアしないと出てきません。ストーリーモードで走ったコースを時間を計りながら走るモードです。タイムトライアルは決められたマップ内にある地点を順番に踏んでいき、可能な限り早くクリアするモードです。タイムトライアルではインターネットに保存されたランキング上位の人をゴーストにして走れます。スピードランにはゴースト機能が無いようです。
出てくる銃
レビュー
良い点
- 色使いのデザインが良い。
- オブジェクトの質感がよい。
- 風景が良くできていて綺麗。
- スポーツを一人称視点でやっているようなゲーム。ロッククライミングとハードル競走を併せたようなゲームだ。
- うまく狙ったとおりのアクションができると、スポーツでうまく自分の体が動いたようで達成感がある。
- オブジェクトが赤くなるというヒントの出し方が面白い。
- 目的の方向を向いてくれるヒント機能は無かったら大変だっただろう。
- エンディング曲「Still Alive」がなかなか良い。これは Portal の「Still Alive」と掛けているのだろうか。ゲーム画面は似ているかもしれない。
- タイムトライアルでの「TAB」キーが便利。しかし、RESTART のキーもあった方が良かった。
悪い点
- 爽快感、スピード感はない。
- センシティビティが細かく設定できない。
- プレイヤーが酔わないように気を遣っているらしいが、それでも僕は少し酔う。
- セーブのチェックポイントが遠い。
- コントラストが強すぎて、同じ色のオブジェクトの境目が分からない時がある。コントラストを下げても見づらさは変わらない。
- Bloom効果はいらなかったのでは無いだろうか。非常に見づらい。
- 光源がまぶしすぎる。太陽や、暗い場所に置いてあるライトが眩しすぎて目に痛い。
- 暗すぎて何も見えないところがある。
- マウスカーソルが白いので、メニュー画面を開いた時にカーソルがどこにあるのか分からない。
- 素早い敵に追われるステージで、次にどこに行ったらいいのか分かりにくい。このような時には赤の道標がもっと欲しかった。
- 銃を持っている敵が多く出てきて、一方的に撃たれてすぐに死んでしまうステージがいくつかあり、ストレスがたまる。
- 後半にいくにつれて、初見ではクリアできないステージが増えていく。
- 後半はFPSゲームとパズルである。Mirror’s Edge のゲームスタイルが曖昧になってしまった。
- 動作が人間的なのか、超人的なのか分からなくなる時がある。
- 銃のモデリングが作り込まれていない。
- インターネットのランキングの上位はチートを使いながら出したタイムが多い。どうして削除しないのだろうか。
- ランキング上位の人のプレイを見たいのに、ゴーストにしかできない。タイムが早い人の後半を見るには、自分でできるだけゴーストに離されないように前半について行き、後半を見るしかない。もちろん開けたマップなら、コースを無視して最初から高いところに上ればよい。
色使いと質感
Mirror’s Edge は色使いがうまく、良いデザインのゲームになっています。ビルの中が特に素晴らしく、部屋によって基調が決まっていたりします。
素晴らしいです。ただ、白が基調になっている時は少し危ないです。テクスチャの貼り忘れかな、と思わせてしまいます。
葉の色は大抵白になっていますので少し違和感があります。
色使いも良いのですが、質感も非常に良く表現されていて、ペンキを塗った後のようだったりして見ていて楽しいです。Unreal Engine 3 を使っているようですが、水もなかなか綺麗です。
風景
風景が良くできています。夜景が特に綺麗です。
2枚目の画像をよく見ると、遠くのビルが荒いです。荒いと言うより単なるビルの絵です。しょうがないとは思いますが…。
オブジェクト
ゲーム中ダクトの中を移動することが度々あります。ですが、これは Half-Life の影響かと思われるほど Half-Life のダクトに似ています。
この他にも Valve のゲームに似ている箇所はところどころ出てきます。
PhysX を使っていると話題になったガラスの割れ方が少しおかしい気がします。
PhysX ON でキャプチャしました。強化ガラスとかなのでしょうか。YouTube でガラスを壊す動画を見ると、確かに割れ方は似ているような気がします。実際もこんな感じなのかもしれません。
ところどころ日本語があるのですが、東京都としっかり出ていて珍しかったのでキャプチャしておきました。
プレイ
クリアまでやれました。ストーリーモードのクリアまでの時間はだいたい7時間ぐらいだったと思います。意外とボリュームがありました。このゲームは前半が面白かったと思います。走って移動するのがメインなのは前半だけです。人間の動作に近くなるように作ってあると思うので、走る速度がすごく速いわけでもなく、スライディングも時間がかかります。このため、あまり爽快感、スピード感は感じられません。しかし、自分自身がスポーツをしているような雰囲気になります。ロッククライミングやハードル競争といったように、体を動かしている気分になれます。
ストーリーモードの前半は、オブジェクトを掴んで上ってビルとビルを駆け抜けていくようなゲームなのですが、後半にいくにつれて銃を持った敵が増えていき、進路の真ん中に立ちふさがるようになります。そのようなステージではパイプを上らなければ進めなかったりするので主人公のアクションに時間がかかり、敵に狙われてすぐに死んでしまいます。なので、敵から銃を奪い、銃を撃って敵を次々と倒し、クリアリングをすることが重要になってきます。
ストーリーモードの前半に「できる限り敵との交戦を避けよ」などのアドバイスが出たのでその通りにしていたのですが、後半では敵を銃で倒した方が楽に進めます。なので後半の敵との交戦はほぼFPSゲームになってしまっています。走りながら移動するのが売りだと思っていましたので、この点が残念でした。ただ、銃の弾数は無限ではなく、あまり使って欲しく無いようです。使って欲しくは無いようですが、使うようなレベルデザインになってしまっていますので、敵を倒したらその敵の持っていた銃に交換していく事になります。
上の画像のステージでは何回もやり直しをしてしまいました。主人公は銃を持っていないので一方的に撃たれるし、何かの動作をしようとしても時間がかかるので、弾を何発も食らってしまいます。敵は自分より上の位置にいて近づこうと思えば弾を数発食らってしまうので近づけず、さらに四方に爆発するドラム缶が置いてあり、近づくと敵がそれを狙ってきたりして最悪のステージでした。また、後半にはこちらのパンチを捌いてくる敵がいるのですが、この敵と戦うのはすごくストレスが溜まります。攻略法を下に書いておきました。
さらに、後半ではパズルの難易度も上がっていきます。パズル要素とは、目的の場所に上るためにどこを足掛かりにするかを見つけたり、どのようなアクションを行えばその場所に行けるか、敵をどのように避けていくかを考えるかなどというものです。気付かないと時間がかかるパズルが多いです。この時、ジャンプに失敗したりして死んでしまうとチェックポイントが遠い事が多いのでやり直しにすごく時間がかかります。セーブは自分の好きな時に行えるようにするか、チェックポイントをもっと頻繁にして欲しかったです。
また、ストーリーモード以外ではタイムトライアルモードが楽しいです。タイムトライアルモードでは、マップを覚えて、如何に近道を探すかというのが重要です。近道がないか脇道を見てみましょう。自分で探すのが面倒な人は、ランキング上位の人をゴーストにして動きを見れば良いです。しかし、ランキング上位の人のプレイはゴーストという状態でしか見られません。その人のプレイ記録をその人の視点で見ることができれば良かったのですが、どのように移動しているかを見たい時にはついて行かなければならないので大変です。ただ、ランキングのトップの人は大抵チートツールを使っていて、速度が通常の3倍ぐらい出ている人やワープしている人もいます。これはなぜEA側で削除しないのでしょうか。チートツールを使っていない人を見極めるには、DISTANCE を確認します。ステージを移動した距離というのは、早い人だと大抵同じくらいになっています。明らかに数値が低い人はほぼチートです。さらに、AVG SPEED も同時にチェックすれば良いでしょう。AVG SPEED の数値がが20後半を越えている人は怪しいです。
ゴーストを確認して移動方法を見たら、ひたすら練習します。自分との戦いです。できるだけミスしないように安全な方法をとったり、スーパープレイを安定してできるように練習します。この時、「TAB」キーが便利です。チェックポイントにすぐに戻れます。また、コイルジャンプやポールジャンプという動作を練習すればさらに短いタイムでクリアできるようになるはずです。このテクニックは Mirror’s Edge の Wiki に詳しく書いてあります。Wiki を編集してくださった方々有り難うございます。ポールジャンプは僕も何度も練習したのですが、非常に難しいです。ですが、ポールジャンプをできなくても、ポールの始めの位置からバランシングに入らないようにポールにジャンプして乗るようにすればバランシングの時間が半分ぐらいになるはずです。これは知っているのと知らないのではかなりの差が出ます。また、ランキング上位の人はいつもジャンプしながら移動しています。僕もまねしてみたのですが、どうもタイミングがあるようで、下手にジャンプを連続でしていると速度が上がりません。難しいです。タイムトライアルの Playground One(最初のステージ) を1分以内にクリアできたので満足できました。このステージを1分以内にクリアするには YouTube の動画(Playground One Tips 1 minute or less!) が非常に参考になりました。
主人公の動作については、基本的には人間的なのですが、オブジェクトにぶら下がり、他のオブジェクトに移動する時に少し違和感があります。
上の画像の左を見てください。今、赤くなっているオブジェクトにぶら下がっているのですが、次に左上のオブジェクトに移動したいのです。この時、上の画像の右の様に狙いを定めます。ゲームでは無く、実際の今までの自分の経験から考えれば、結構上の方なので移動は無理だろうと思ってしまいます。しかし、これは移動可能なのです。僕にとっては超人的な動作です。自分の体重を支えつつ、上に飛び上がっています。
エンディングの曲がなかなか良かったです。「Still Alive」という曲名です。これは Portal の「Still Alive」と掛けているのかなと思ってしまいました。ステージが Portal に似ているところも出てくるので、影響を受けているのかなと思っています。
ちなみに、Mirror’s Edge の「Still Alive」はこんな曲です。
YouTube: Mirror’s Edge Theme Song -- Still Alive(Music Video)
ボスのような強い敵への対処法
重要なのは三点です。
- パンチを連続でしない。
- 常に左か右に動いておく。
- 敵の攻撃を避けられそうもない時、タイミング良くパンチを一回する。
パンチを連続で繰り出すと、敵に捌かれカウンターを貰ってしまうことが非常に多いです。連続でしない方が良さそうです。次に、常に左か右に動きます。相手の周りを円状に動くようにすれば良いです。小刻みに左右に動くのではなく、ずっと右、ずっと左、という感じに動きます。これをすることによって敵の攻撃を避けられます。
敵が跳び蹴りをやってきた時がチャンスです。この動きをしていれば、跳び蹴りを避けた後には敵の背後をとっているはずですので、そこにパンチを一回します。しかし、敵にカウンターをされてしまい主人公がよろけていて、次の敵の攻撃を避けられそうもない時、敵の攻撃が当たるちょっと前にタイミング良くパンチをして敵の攻撃を回避します。敵の攻撃を捌くのは難しいので狙わなくて良いと思います。捌くよりもパンチをした方がダメージを与えられますし。
これを繰り返していくと、敵がよろけるようになります。この時、敵の持っている銃が赤くなるので分かるはずです。
このようになったら、敵の跳び蹴りを避け、背後から右クリックで倒すことができます。
皮肉にも、このゲームではこの敵を倒した時が一番爽快感がありました。
































































完全新作のソフトってリスクはありますが革新的な作品を
どんどん出してもらいたいですね。
そうですね。新しいアイディアをゲームにするのは難しいかもしれないですが、いろいろなゲームを出して欲しいです。そういった分野はインディーズゲームが得意なのかもしれないですね。